クリーンセンター、プラザ棟完成で初の施設見学会

集まった参加者に施設の説明をする上原さん=クリーンセンタープラザ棟 社会・一般
集まった参加者に施設の説明をする上原さん=クリーンセンタープラザ棟
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宮古島市は10日、今年4月にプラザ棟が完成し、全ての施設がそろったクリーンセンターで初めての施設見学会を開催した。市民にゴミ問題について考えてもらおうと、環境活動の一環として実施。職員の案内で建物を巡り、各棟の担当者が施設を説明し、それぞれの苦労や思いを語った。その後バスで最終処分場を見学。参加した親子連れを中心とした市民20人が地元のゴミ問題について理解を深めた。

担当者の説明に聞き入る参加者ら=クリーンセンターリサイクル棟

担当者の説明に聞き入る参加者ら=クリーンセンターリサイクル棟

リサイクル棟の管理を受託する川崎技研の押野祐二所長が、粗大ゴミ、空き缶、ペットボトル、ビンをリサイクルしやすい形にするまでの過程を説明。中でもビンは透明、茶色、その他と職員の手で仕分けられ、手間がかかるという。さらにビン類には陶器、鍋、電池といった危険ゴミが混ざっていることが多いといい、中でも家電製品のバッテリーは爆発する危険があると注意を呼びかけた。
押野所長は「我々の仕事は市民の協力で成り立っている。リサイクルに手間がかかれば余計に税金を使うことになる。きれいに分別された缶やペットボトル、鉄クズなどはお金に変えられ、その分皆さんに還元される」と理解を求めた。
焼却棟ではガラス越しに、集められた一般ゴミを巨大なクレーンバケットでかき混ぜる様子を担当職員の森田薫さんが紹介し、「一つかみで約1㌧のゴミを持ち上げかき回して空気とゴミを混ぜ燃えやすくしている。1日18時間、60㌧以上のゴミを850~950度の高温で燃やしている」と説明した。
参加した小学生の仲間陽奏(ひなた)くんは「ゴミを混ぜる様子はクレーンゲームみたい、迫力があってすごい」と驚いた様子で見入っていた。陽奏くんの父親は「子どもにとっては遊び半分だと思うが、いろいろなことに興味を持つきっかけになれば」と感想を述べた。
案内を担当した市生活環境部環境衛生課の上原みち子さんは「今日知ったことや感じたことをたくさんの人に話してほしい。みんなでアイデアを出し合い、美しい宮古島を守っていこう」と呼びかけた。またエコ活動に励んだとして、参加者全員に島内で指定された店舗の各サービスと交換できる宮古島市理想通貨20M(ミャーク)が贈られた。

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